「ギャンブル出来ない対策」と「ギャンブル辞める対策」これって本質的に全く違うと考えています。
①ギャンブル出来ない対策 →ここでも良く言われている「物理的対策」がこれに該当します。 「とにかく自分がギャンブルする「行為」を防ぐ」ための対策です。
皆さんそれぞれのジャンルで色々な物理的対策を立てられているかと思いますが、私はジャンルに関係ない最強の対策が一つだけ存在すると思っています。
それは「自分が稼いだお金の管理を全て身内に任せる」事です。
その理由は「根本的に余計なお金が自分に入らない」事と、「管理してもらう人の監視が加わる」事にあります。
「現金持たない」や「ネット投票できなくする」等は、実は自分の行動次第で何とでもなります💦それとは別にこういう第三者の力が働くような対策は、遥かに効果が高いと思うんですよね。
私も今、自分の稼ぎは全て嫁にわたしています。毎月決まったお小遣いだけもらい、飲み会などでお小遣いが早々に無くなり相談かけた時には「何に使った💢」などと厳しいチェックが入ります💦
なかなか信頼できる人以外には頼みづらいのが難点ですが、頼み先は配偶者や親御さん、色々あるかと思います。
ただ、これが実現できれば、これをもって貴方の年収はどんなに稼いでいようが、イコール管理されている方から渡されるお小遣いや最低限の生活費のみになるわけですから。
監視の目と合わさると今度はギャンブルするのも相当な「覚悟」が必要😅
これをやった上で、ここで良く紹介されている「ネット投票できなくする」「現金持たない」等の対策を併用するのです。
私は今そうしています。なので年収36万円です💦
②ギャンブル辞める対策 →こちらは「ギャンブルを自分の人生に必要無くするような対策」になります。
違い分かりますでしょうか?
「出来ない対策」は自分の変化とは関係なく強制的にしない習慣を身につける対策なのに対し、「辞める対策」は自分の考え方や生き方を見つめ直し「ギャンブルしない事を簡単に選択できる脳」を育てていく事になります
こう書くと、両者の違いが伝わるかな😊
この状態を作りあげるには時間もそうですが自己分析が重要になると考えています
何が自分をギャンブルへ導いていたのか?
私の場合は「ストレスの元凶にちゃんと向き合う」「平凡で退屈な日常に慣れる」事を日々意識しています。
書くと簡単ですが、これまで逃げていた事や向き合う事を恐れていた事にも挑戦していかなければならなくなりますので、実際には凄く苦痛も伴います。
でも、充実感もハンパないです 自己肯定感も少しずつ育ってきます
日々何かと向き合い精一杯生きていく事で、時間とともに仕事や家庭のイライラや精神的疲労が軽減してきました。 加えて、些細な幸せを感じられるようになり、色々な事に目を向けられるようになってきました。
少しずつ自分が改造されているなという実感とともに。
また、何よりこの記事で言いたいのはこの②の取り組みを 「必ず①と並行してやった方がいい」という事です!
①に対して②はめちゃ時間がかかります。
いわゆる自身の依存気質と一生無理なく付き合っていくための対策とも言え、どっちかというとこちらが回復の本質と思います。
ちなみに②を怠って①ばかり意識するとどうなると思いますか?
極論を言うと、爆発します。スリップ時に金を散財する方はこのパターンが多い気がします。また、ギャンブルしたくて闇金に手を出したり犯罪に手を染めてしまうパターンも①だけに拘ってた方が多いような気がします。
中身が変わらないのに出来ない状況だけ作ってももって100日くらいかなぁと思います。 なので②を自分なりに並行して進めていかない場合、いつまでたってもこのあたりで爆発&スリップして、その後は糸が切れたかのよう短期間のスリップを繰り返すパタンになる事が多いように感じています。
また、根本的な所では、①にしても②にしても、やめると決めた時の強い「覚悟」「意思」「想い」は絶対条件になると思います。
ここでよく言われる「意思だけではどうにもならない」は正しいです。しかしながら「意思が不要」という事ではありません。
何よりも誰よりも強い「意思」「覚悟」「想い」は回復を目指す者にとって必須条件、すなわち大前提としないと回復のスタートラインには立てない、と感じています。
持論を長々と展開しましたが、少しでも皆さんの参考となる事が書けていればと思い記事にしました。ご参考になれば幸いです☺️
依存症は必ず回復する、そう信じてみんなで考えていきましょう!

