QuitMateの開発者様から許可をいただいたのと、あまりにユーザーが少なくて寂しいので、もう少しだけ自分が開発しているアプリを紹介させていただきたいと思います。
「WITHSTAND」という、依存的な習慣から離れたい人のためのiPhoneアプリを個人で作っています。
QuitMateを使っている皆さんには、
「今の回復に、もう一つ使える道具を増やす」
くらいの気持ちで試してもらえたら嬉しいです。
WITHSTANDにも記録やコミュニティがあります。
でも、特に力を入れているのは、
**「衝動が来た、その瞬間」**です。
次に、その機能を紹介します。
支えてもらう
WITHSTANDで一番大切にしている機能があります。
衝動が来たとき、真ん中のボタンを押すと、今支えられる人を探します。
誰かが応えてくれたら、5分間だけ、その人と一緒に過ごします。
長い相談ではありません。説教もしません。自由なチャットや通話もありません。
ただ、「今、一人ではない」という状態をつくります。光が繋がって視覚的にも実感できます。
依存との戦いで本当に危ないのは、「今からの数分をどうすごすか」だったりします。
WITHSTANDは、その数分に人の存在を差し込むために作っています。
そのためには、同じ回復の道を歩んでいる仲間の存在が欠かせません。iPhoneの方はぜひダウンロードして応援いただけると嬉しいです。
支える側になる
WITHSTANDにはもう一つ、大切な使い方があります。
自分が比較的落ち着いているとき、「今なら誰かのそばにいられる」という状態にしておくことができます。
すると、誰かが衝動の中で助けを求めたとき、あなたがその人の5分間に応えることができます。
何か素晴らしいアドバイスをする必要はありません。専門家になる必要もありません。
ただ、**「ここにいる」**ということを伝える。
今日は助けてもらった人が、明日は誰かを支えるかもしれない。私はこの循環を作りたいと思っています。
QuitMateで誰かの投稿を応援したことがある人なら、その「応援」を、誰かが本当に危ない衝動の瞬間にも届けられる。
そんな仕組みです。
普段からも使えます
ここまで読むと、「WITHSTANDって緊急時専用のアプリ?」と思われるかもしれません。
実は違います。
普段は、
- 自分のあゆみを確認する
- その日の状態を記録する
- 日記を書く
- 自分の回復プランを確認する
といった使い方ができます。
そしてWITHSTANDにも(まだユーザーが少ないのですが)コミュニティがあります。
自分の回復について投稿したり、他の人の歩みを読んだり、応援したり、励ましあったり、コメントで交流したりできます。
なので、普段は記録する。
仲間とつながる。
衝動が来たら、誰かを頼る。
落ち着いたら、また自分のあゆみに戻る。
この流れを、一つのアプリの中につなげています。
QuitMateと似ている機能はありますが、目指している体験は少し違います。
両方使ってみてください
だから、最初からWITHSTAND一本にする必要はありません。
QuitMateを使いながら、衝動が強いときだけWITHSTANDを開く。それでも全然いいと思っています。
しばらく両方使ってみて、QuitMateの方が自分に合っているなら、もちろんそのままでいい。
逆に、「記録もコミュニティも、衝動時の支援も一つで済む方が自分には合う」と思ったら、WITHSTANDをメインにしてもらってもいい。
回復支援のアプリは、開発者のために存在するものではなく、使う人が回復するために存在するものだと思っています。
だから、自分に合うものを選んでほしいです。その選択肢の一つに、WITHSTANDが入れたら嬉しいです。
WITHSTANDをひとことで表現すると
WITHSTANDが目指しているものを一言で言うなら、「回復のための居場所を、一つのアプリにすること」です。
調子がいい日は、 自分のあゆみを見る。
何か感じた日は、記録する。
誰かと話したい日は、コミュニティに行く。
誰かを応援できる日は、仲間を支える。
そして、「今、本当にまずい」という瞬間には、誰かに5分間そばにいてもらう。
回復って、一つの機能だけでは完結しないと思っています。だからWITHSTANDでは、日常から危機の瞬間までをできるだけ途切れさせないようにしています。
もし、「こういう形の方が自分には合うかもしれない」と思ったら、ぜひ一度使ってみてください。
最後に
ここまでWITHSTANDについて読んでくださって、ありがとうございます。
まだ大きなアプリではありません。正直、それゆえにまだ支え合いが機能していないのが実態です。
だからこそ今、本当に依存的な習慣と向き合っている人に使ってもらいたいと思っています。
そして、「ここはQuitMateの方がいい」「この機能はいらない」「こういう瞬間にこうしてほしい」
そういう率直な意見を聞きたいと思っています。
回復の途中で、
記録することも、 仲間とつながることも、 助けを求めることも、
もっと自然につながっている場所を作りたい。
そして最終的には、
「衝動が来ても、一人で耐えるしかない」
という状況そのものを減らしたいと思っています。
WITHSTANDは現在iPhoneのみで利用できます。 (将来的にはAndroid版やWeb版も開発予定です。)
基本的な回復機能は無料です。
興味があれば、ぜひ一度使ってみてください。
そしてできれば、助けを求めるだけでなく、
余裕のあるときに誰かの5分にも、一緒にいてもらえたら嬉しいです。
WITHSTANDという名前には、
「耐える」という意味だけではなく、
「誰かと一緒に、その瞬間に立ち続ける」
という思いを込めています。
依存症当事者として、オンラインの回復の場所が広がることを心から願っています。
重ねて、WITHSTANDの宣伝許可してくださったQuitMateの開発者様の寛大さに、心からの感謝を表します。

